活動日:2013.8.27-31
報告者:清水 幹生
1、8月27日(火)の活動状況
報告者:清水 幹生
1、8月27日(火)の活動状況
*8月26日までの現地レポートの作成
2、8月28日(水)の活動状況
*ボランティアのシーツ・タオルケット等の洗濯
*洗濯の合間に現地レポートWeb用の写真を日本橋教会のIさんに送付。何故か送付に時間が掛かり、やっと50枚ぐらいの写真を送れた。
*午後から美紀子先生と二人で40kgのお米を3kgに小分けして、40袋作った。これはみなし住宅の人や、仮設住宅の中で必要な人へ配布する。
3、8月29日(木)の活動状況
*午前中の8時30分から10時まで、cadoccoの掃除をした。
*10時から乙女の会が教会であるのでFさん親子を東新城の仮設住宅に迎えに行った。
乙女の会は数か所の仮設住宅に住んで居られる方が数人集まられて、談話している。震災でお友達がバラバラになりましたが、清水が各仮設住宅と関わる中で、「あの人は如何しているのかなあ?」と、聞いたので、その人の名前を聞くと私が関わっている人達でした。それで乙女の会と名前を付けて月1回教会の談話室で会合するようになりました。
徐々に輪を広げて多くの人に参加を呼び掛けて行きます。
お昼は、幹雄先生がイタリアン料理を作って下さり皆さんから大好評を得ました。
*朝8時に教会を出発して、岩手県宮古市田老町の、「たろちゃんハウス」という復興仮設商店街に行きました。
9月22日の、「復興2周年記念感謝祭」を行うと言う事で、我々が予定していた音楽コンサートとドッキングさせて協力する事になった。その感謝祭のプログラムについての打合せに訪れました。
われわれの思いも了解されて、無事に打合せは終わりました。お昼は、この仮設商店街の「たろちゃんハウス」の中に有る食堂で、「どんこ丼セット」と、いう魚の丼物を御馳走になりました。大変美味しいかったです。
われわれの思いも了解されて、無事に打合せは終わりました。お昼は、この仮設商店街の「たろちゃんハウス」の中に有る食堂で、「どんこ丼セット」と、いう魚の丼物を御馳走になりました。大変美味しいかったです。
*田老を後にしてさらに北を目指して車を走らせたが、途中であまり時間が無いので田野畑村と云うところから引き返しましたが、鳥越と云う所の港に降りて見ましたら、防波堤が新しく築かれて、10メートル以上もあるような高さでした。また、鵜の巣断崖絶壁でそれは見事な綺麗な風景でした。
それにしても岩手県は工事の進み方が早い。気仙沼はまだ防波堤の事でもめていて、なかなか町作りが進みません。
*東八幡仮設住宅・気仙沼公園仮設に行きイベントの打合せをした。
*五右衛門ヶ原野球場仮設住宅の自治会会長のNさんから電話が有り、「9月1日の10時から、あるイベントのチラシ配布を手伝って欲しい」と、頼まれたのでお受けした。
*仮設住宅への訪問の合間合間に現地レポートの作成に取り掛かった。
*先日、一景嶋神社で植樹作業に従事しましたが、その後どのようになっているのか確認に行きました。見事、根付いているようです。
携わった人達、ご苦労様でした。10年後、どのように成長したのか見たいですね!!
携わった人達、ご苦労様でした。10年後、どのように成長したのか見たいですね!!
【つぶやき】
ドリームキャンプについて、東北教区(東北センター)の方から、「来年は中止し東北教区本来のキャンプにしたい」と、云うように方針が決まったようです(正式には9月1日に確定)。
そもそもこのドリームキャンプは東北大震災後、被災者の方達が避難所から仮設住宅に移り生活が変わりました。
仮設住宅の部屋は狭く、子供さん達を抱えて親御さんは神経を尖らせ子供達を叱る事が多かった。子供達が騒がしくすると隣から、「うるさい!」と怒鳴られてしまう。子供達を伸び伸びと遊ばせてやる事も出来ず、親御さんの人相は非常に厳しい顔をしていた。子供達は遊ぶ場もなく、例えであるが、バスケットボールを仮設住宅の壁にぶっつけて遊び、大人からは、「うるさい」と、怒鳴られる。
子供も親御さんもストレスが溜まってしまう。
この様子を見て、「子供達を預かりお世話をする事は出来ないか?」と、考えてcadoccoを使用する事については許可を貰った。しかし、お世話をする人の費用がどうしてもねん出出来なかった。無性に悔しくて、「こんなにも力がなったのか!!」と、諦めるしかなった。
そんな話をフォーゲル倶楽部のFさんに話した。ある日Fさんから、「清水さんキャンプをしよう。大自然の中で被災者の子供達を自由に遊ばせてあげようよ。親御さんも参加すれば良いではありませんか?フォーゲルに話して下さいよ」と、云う事からキャンプが実現に向かったのです。最終的には、東北教区の主催になりましたが、「宗教色を出さない」と、云う事で最後までもめました。でも何とか、「宗教色を出さない」と、云う事でドリームキャンプが開催されるようになったのです。
本部からの助成金は、全国の信者さんから、「東北の被災者の方達の為に」と、支援して下さったお金から出ているのです。
われわれの活動は災害ボランティアです。通常のボランティア活動でもなく、金光教を広めようとする布教活動でもありません。
あくまで難儀をされている被災者の方達の助かりを援助し、辛さ・悲しみを共有する事なのです。教祖の、「人が助かりさえすればそれで結構でございます」、これが我々活動の基本です。
折角、全国の信者さんから支援頂いたお金です、有効に災害ボランティアとして使わさせて頂きたい。
あえて言いますが批判はいつでも受けます。
災害ボランティアとは何なのか、もっと真剣に考えて貰いたい。教内(金光教内・教区内・教会内)に視線を向けるのは良いですが、それだけで本当に良いのですか?
最後に、金光教災害ボランティア支援機構は首都圏フォーラムが、この東北大震災をみて、「被災者を助けよう」と、立ち上げた災害ボランティアです。
ドリームキャンプは災害ボランテイアの一環です。
気仙沼開かれているNGO/NPOの連絡会議で、「子供達は、大人の云う事を聞かない子や、その反対の良い子ぶる子供が増えていて問題になっている。子供らしい子供が少なくなって来た」と、話が出ているそうです。
ようするに、天真爛漫な子供が本来の姿です。第2回のドリームキャンプの様子がひかり新聞18号に出ています。その中には子供達の天真爛漫な笑顔が沢山出ています。
我々はそんな子供達に育てたいのです。どうか御理解を頂きドリームキャンプを潰さないで下さい。
現地代表:清水幹生