活動日:2013.7.14-19
報告者:清水 幹生
1、14日(日)の活動状況
*午前中:ボランテイア受け入れの為に金光会館の部屋の掃除及び寝床の準備をした。
*12時9分、ある教会の信者Nさんが到着された。教会へ案内して、ちょっと休憩して頂いた。
*13時30分教会を出発して西八幡仮設住宅に向かった。
パームセラピー教室を開く事が目的で、パームセラピーとは、
「わずか30分、手のひらにあるパームポイントをほぐすとからだ全体400の筋肉がリラックスして体調改善!!」と、いうものです。10人の住民の方が参加されて、肩の痛み・腰の痛み・ひざの痛みみ等を訴える人が多く、「仮設での生活でかなり心が病んでいる」と、思われるように感じ取れました。
「わずか30分、手のひらにあるパームポイントをほぐすとからだ全体400の筋肉がリラックスして体調改善!!」と、いうものです。10人の住民の方が参加されて、肩の痛み・腰の痛み・ひざの痛みみ等を訴える人が多く、「仮設での生活でかなり心が病んでいる」と、思われるように感じ取れました。
ある教会のNさんはフォーゲル三代目の総長の弟さんで、フォーゲルの仲間です。昼過ぎまでの3時間、一人一人治療下さり、住民の方々も大変喜ばれておられました。
*夕食時、奥原先生ご夫婦を交えての懇談はフォーゲル時代の話で花が咲きました。
*20時30分からフォーゲル倶楽部のスカイプ会議がありましたが、ある教会のNさんと美紀子先生とフォーゲル時代の話で花が咲き、ついついスカイプ会議の事を忘れてしまっていました。21時に部屋に帰りスカイプ会議の事に気が付き慌ててパソコンのスイッチを入れました。皆さんお待ち兼ねでした。
会議はドリームキャンプの事です。
最終会議を22日に行う事で、最終的な参加者が判明しますが、気仙沼からは14日現在40名の参加があります。まだ参加者が増える予定です。東京方面からの参加予定者は26名、東北教区を含めると約95名の参加となる。
女性スタッフが不足で、何とか女性の参加者が増えて欲しい。
2、15日(月・祭日)の活動状況
*8時30分、ある教会のNさんを連れて松崎柳沢仮設住宅に向かった。とにかく、今年の気候は異常としか思えず、気仙沼は涼しい、寒いので長袖を着ている。東京や西日本と比べるとはるかに気温は低く、過ごしやすい日々を送っている。
松崎柳沢仮設住宅に着いたら、ぼつぼつ住民は集まり始めて、最終的には12名の参加者となった。
治療が始まると、「うわー凄い何だか知らないけれど体が暖かくなって来た」と、治療の即効性がわかる表情をされた。膝が悪く、しゃがむ事が出来なかった人がしゃがむ事が出来るようになった。治療の間、いろいろな話が住民の中から飛び出してきて、今まで聞かれなかった胸の内を話される人もあった。
「このイベント、これからの仮設住宅やみなし住宅で引っ込み思案の人達には効果は絶大なものがある、ぜひこれからの活動の中に入って頂きたい」と、思った。ここは3時間以上の治療時間となった。
*南町紫市場のフリーダムで食事を済ませ、僅かな休憩を取り田中公園仮設住宅に向かった。
昨年のドリームキャンプに参加されたOさんが対応して下さった。Oさんは残念ながら今年のキャンプには参加されない。だが、顔の表情が厳しい。これからも、ちょくちょく顔を出して話しかけて行く必要が有りそうである。
田中公園仮設住宅での参加者は4名と少なかったが、一人一人の治療時間が長くなり2時間を要した。
*田中公園仮設住宅を後にして、東新城のFさん宅を訪れた。Fさんとお母さんの治療をして頂いた。お母さんの治療が始まると、ツボを押さえると顔をしかめながらも、何とか辛抱されて治療を受けられた。1時間30分の治療を終えて教会に帰ったのは午後6時前であった。
Nさんご苦労様でした。
3、16日(火)の活動状況
*午前9時過ぎに五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅にNさんをお連れした。
テニスコート仮設住宅に到着したら、副会長のSさんが待ち構えて居られた。何かしら治療を楽しみにされているような様子だった。事前にパームセラピーの治療の本を渡していたのであるが、それを読まれていたのかもしれない。
その内、料理作りの好きな会長Mさんが出て来られて、集会所のカギを開けて下さり中に案内してくれた。治療を始める前から、おちゃっこが始まり、その内10名の方が集まって来た。
Nさんは治療の前にパームセラピーの説明をされて、参加者にパームポイントの位置を教えてから、治療開始となった。
あの副会長のSさん正座が出来なかったのが、出来るようになり膝が良くなって来た。皆さんびっくりである。ここの治療は9時30分から午後1時30分まで掛かった。
*南町紫市場のフリーダムで遅い昼食をして帰ろうと思ったが、千葉さんと奥さんとおばちゃん達の膝や腰が悪いのに気付き、治療をして頂いた。3人とも良好となり、ついでにお客さんまで治療して頂いた。
*フリーダムを後にして被災地の陸前高田市を案内して、18時の列車でNさんは東京へ帰られた。
この3日間、大変な治療時間をNさん一人でされてご苦労様でした。
4、17日(水)の活動状況
*東京では首都圏フォーラム・支援機構の会議が行われている。いろいろな議題が決議されたであろうが、いい結果を期待している。
*とうとうノックダウンしてしまった。数日前から腰が重く辛い日が続いていたのであるが、作業には支障が無いので悪いまま活動を続けていたが、パソコンで中腰で作業したのが悪かったのか猛烈な痛みで、歩く事が困難な状態となった。痛みがひどく、外のトイレに行くのさえ辛かった。今日はボランテイアも誰もいないので、休養した。
5、18日(木)の活動状況
*やはり今日も腰の痛みは芳しくなく、奥原教会長先生の、「幹雄に任せたら良いから」と、云う言葉に甘えて午前中のcadoccoの掃除は幹雄先生にお任せして、部屋で休んだ。17、18日と休養させて頂いたが、「これは何かのお知らせかな」と、ふと思った。私への課題である、この腰の痛みは?しっかり神様に心を向ける必要が有る。
6、19日(金)の活動状況
*やや腰の痛みも和らいだので気に掛かっている仮設住宅に訪れる事にした。奥原教会長先生の、「安静にしていた方が良いよ」と、云う言葉に、「はい有難う御座います、休み休み活動して行きますから」と、云って五右衛門ヶ原の仮設住宅3か所を訪れて、ひかりツアーのお礼状を持って行き自治会長に渡した。
*五右衛門ヶ原の仮設住宅の帰りに東新城のFさん宅を訪れて、パームセラピーの治療の結果を聞いた。どうやら効果は有るそうなので安心して帰り、しばらく休息した。
*休息後の午後は、しばらく訪れていない陸前高田の小友に居られるFさん宅を手土産のお米を持って訪れた。近くのSさんと云う方が訪れて居られ、3人でおしゃべりをした。最近の状況や、昔話、震災の事等を語って下さり2時間も経ってしまった。私もこの方たちと話す事で、腰の痛みも忘れる事が出来た。
良し良しである。今日も一日が終わった。感謝感謝である。
「命があるだけで丸儲け」と、私の仲間が語ってくれた事があるが、正にその通りである。
だが、18日に八王子教会から来てくれたNさん、「Nさんのお兄さんの奥さんが亡くなった」と、美紀子先生から聞いた。Nさんのお兄さんはフォーゲル第3代の総長をされた方で、私と同じ年ある。Nさんには電話でお悔やみを言ったが、何かしら寂しさを感じた。
命のある事、最大の喜びであり最高のお蔭と思う!!
今日も命、有難う御座いました。