2012/08/31

現地報告(8/31)

活動日:2012.08.31
報告者:清水 幹生
 
嶋田先生は、831日夜行バスで東京に帰られました。
現地は、清水が嶋田先生が925日気仙沼に帰られるまで、現地代表代行として御用させて頂きますので、宜しくお願いいたします。

活動内容

1、大船渡市三陸町越喜来の杉下仮設住宅団地に行きました。
 90所帯の仮設住宅です。
 129()に餅つきイベントを開催しますので、日程の調整等の打ち合わせをしました。
 この仮設住宅には、気仙沼教会信者さん4所帯が入られておられます。この越喜来は養殖で生計をたてておられる方々殆どです。しかし、湾の底にはガレキが残っていて、養殖は未だ再開出来ていません。仮設住宅や信者さんとご近所の方々に、時折、お米とお水を配布している。信者さんも被災したショックが大きいのか、信心面でも元気が出て来ない。この町の人々を引っ張って行く元気な人達ので、信心面で元気になって貰いたいと願っています。その為に、できるだけ数多く顔覗かせるようにして、信心話をしていますが、それもごく最近からです。初めは、話を聞くだけでした。

2、小泉中学校仮設住宅を訪問
 やはり、10月に餅つきイベントをする約束をしていましたので、その打ち合わせをしました。
 このイベントには、東京都豊島区にある東長崎機関の加藤謙二郎と云う方々と親しくなり、バグパイプというスコットランドの音楽楽器を演奏して貰う運びになりました。
イベント開催日は107()で、朝10時から二時間の予定です。
 ここは90所帯ですが、この周りには小さな仮設住宅があります。小泉小学校仮設住宅と蔵内仮設住宅です。両方合わせて30所帯です。水事情が悪く、こどもさん達には、ペットボトルの水を飲ましているようなので、時折水を配布しています。

310日前までボランティアに来ていたMさんにメールを入れましたら次のようなメールが返ってきました。
 「本当に有り難うございます。祈られて生かされているんだ、と感じさせて頂き、とても心が助かっています。 これからもこの経験と心を大切にして、生きさせて頂きたいです。 清水さんもお元気で!またお会いする日を楽しみにしています」
以上のような内容でした。
なんとなく心配になる青年で、「自分を見つめ直し元気をもらってかえって欲しい」と、願っていました。本当に良かった!!
被災地は人を育ててくれます。

新しい活動の動き!!
1cadoccoで週1日の一時子供預かり所の開設
 これは東北ドリームキャンプを計画する時に気付いたのですが、幼子を抱えて仮設住宅で暮らして居られる若夫人をみていたら、かなり神経質になっていた。「週1日でも良いから子供さんを預けられるシステムは出来ないだろうか?そうすればこの若奥さんは心が和らぐのでは」と云う事から、動きが出て来ました。南町青年団の坂本氏に話し、模索中です。

2、福島県へ水の支援
 郡山教会に問い合わせたら、「40才以上の人達は水道水を飲んでいるが、15才以下の子どもたちはペットボトルの水を持って登校する事が義務付けられている」と、聞きました。すでに郡山教会には120(2リットル)のペットボトルを送っています。
 今後どうするかは93日に郡山教会で、本部から二名来られて、東北教区の先生方等と、今後の支援活動をどうするか等が話し合われるようなので、その結果をみて次の行動を取りたいと願っています。
 有志で、「一度現地に行こう」と云う事になりました。日時は決まっていません。支援機構に報告が遅れて済みません。私の仲間達が自主的に動いていますが、皆様の寛大なるお心でお育て頂ければ幸いです。
 以上で終わります。