2011/05/31

現地報告

下記の内容は、2011.05.30の現地報告です。

報告日:2011.05.30
報告者:田中真人
場 所:気仙沼市
天 気:大雨・強風

本日は、紫会館の3名と、Tさん、私の5名で志津川にある、袖浜生活センターに物資と洗濯機を届けに行きました。先日、紫会館の夜ミィーティングに参加した時に、知人で洗濯機が無くて困っている人がいると聞いていたので、その翌日にたまたま宮城生協の方にお話をした所、古い二層式があると言うので譲っていただいたのです。

物資ニーズについて、殺虫剤、虫除けスプレーが欲しいと言う声を多く聞くようになってきました。

2011/05/28

現地報告

下記の内容は、2011.05.28の現地報告です。

報告日:2011.05.28
報告者:田中真人
場 所:気仙沼市

5月28日(土) 雨

私は25日から風邪を引いており、喉の痛みと寒気から防寒用のジャンバーを着ていましたが、ボランティアセンターをお休みすることなく、昨日には回復のお陰を頂きました。昨夜の金光大阪・八木先生と、向洋高校野球部との交流試合の件ですが、向洋高校は被災し、生徒は他の3つの高校へ編入しており野球部員36名もバラバラに散っているとの事。本日の練習は散っていた部員達が響高校のグラウンドに集って行われたそうです。「震災後、ようやく練習を再開したところで、今は、まだ交流試合の事は考えられないが、落ち着いたらぜひとも実現したい。今は、甲子園に向けて全力で準備を進めていきたい」とのお答えだったようです。

本日は、Sさんと、八木先生はボランティアセンターで活動されました。雨の中、上鹿折地区の倉庫で物資の搬出及び、泥カキ清掃です。Mさんのお友達2名は、朝10時前に東京へ発たれました。

明日は、盛岡教会100年祭です。講師の田中元雄議長は本日、奥原先生は昨日に盛岡入りしています。私は、先生の奥様を始め、7名で参拝させて頂きます。7名なのでノア一台、私の運転で向かわせて頂きます。嶋田先生は、気仙沼教会の御用。Sさんの予定は、未定。八木先生は、お昼に気仙沼を発たれます。

現地報告

下記の内容は、2011.05.27の現地報告です。

報告日:2011.05.27
報告者:須賀院崇徳
場 所:気仙沼市

本日もボランティアセンター介してボランティア活動させていただきました。ありがとうございます。作業は午前中で終わり、昼は清水さんに志津川・本吉方面へ連れて行っていただきました(東京からの二名も)。道中被災した気仙沼教会信徒宅も数件見させていただきご祈念させていただきました。
それから志津川上空には遺体捜索用のヘリコプターが飛び、パトランプをつけた護送車のような車(遺体発見時に走る車)とすれちがう経験もさせていただきました。帰り際には、「津波のバカ、でもガンバっぺ」と書かれた看板も目にし、複雑な心境になりました。

気仙沼教会へは、東北教務センター次長若松先生が参拝され、東北教区より6/3からボランティアが数名入られるようです(石巻へも数名)。
また夕方には八木先生(金光大阪野球部副部長・八木教会)が参拝され、向洋高校野球部との交渉をされていました。それにあわせてか分かりませんがNHKのカメラマンが一緒に避難所の炊き出しを食べられてました。

私は27日22:25気仙沼発の夜行バスにて帰ります。ありがとうございました。
以上です。

2011/05/26

現地報告

下記の内容は、2011.05.25の現地報告です。


報告日:2011.05.25
報告者:須賀院崇徳
場 所:気仙沼市


私の活動としては、教会近所にあるお店の内装材解体作業を終日させていただきました。店主の方は震災当初元気がなかったのですが、店内を整理していくうちに日に日に元気が出てきて、今夕飯時には「この地でもう一度商売がしたい」と力強く申しておりました。
教会には、日中に大阪センター所長はじめ西近畿教務所次長、計8名が参拝され、近日中に西近畿教区から教会子弟の方一名が一ヶ月間気仙沼に来られることを約束されたそうです。これから西近畿教区として震災支援に注力していく方向のようです。
26日はSさんと共にボランティアセンターへ行き、ボランティア活動させていただきます。
以上です。

2011/05/24

現地報告

下記の内容は、2011.05.21の現地報告です。

報告日:2011.05.21
報告者:田中真人
場 所:気仙沼市

一昨日の活動ですがご報告させて頂きます。
九条小学校学童保育にCoreyと一緒に紙粘土教室を開催しました。
Coreyはアメリカからきた彫刻家。もう3週間も気仙沼にきて泥カキ等のボランティアをしています。

Coreyは事前に、針金で動物の骨組みを作っており、その回りに紙粘土をくっつけて好きな動物を作るというシンプルしかし、笑顔のあふれる教室でした。みんなで大笑いしながら素晴らしい時間を共有することができて心が温かくなりました。

動物を作成した後は、折紙で鶴や、紙飛行機を作成、最後には、カンガルーのように辺りをジャンプ・ジャンプ。おんぶに、だっこにと賑やかでした。

その時の事をCoreyが下記のサイトにアップしていましたので、添付致します。
よければご覧下さい。タイトルはSculpture Workshopです。
http://tohokukanto.com/

Coreyと子供達、そしてこのような機会を作ってくれた神様に感謝します。

2011/05/15

現地報告

下記の内容は、2011.05.15の現地報告です。

報告日:2011.05.15
報告者:田中真人
場 所:気仙沼市

気仙沼公園に仮設住宅が完成し、現在120名程の方が引越を済ませている。避難所より快適であろう仮設住宅ですが、それでも申し込みをしない人が3割以上いるそうです。今まで、共に苦しい時を過ごした人達との別れが怖い事がその理由の一つだと聞きました。被災された方達にとって今、一番大事なものは、絆なのかもしれません。

仮設住宅に引越した人は、快適な空間を手にいれる代わりに孤独と向き合うことになります。阪神大震災の時には、大勢のお年寄りが孤独死をしたと聞きます。

私のチームでは、なんとか家に閉じこもっている人達を外に出す為に、仮設住宅集会場を使ってのイベントをしようと動きはじめました。音楽でも、舞台でも紙芝居でも何でも良いので、皆さんに集まって貰い、交流が生まれるきっかけを提供できたら嬉しいです。

先日、仮設住宅に植木鉢がプレゼントされました。殺風景な部屋に温かみが増し、かなり好評なようで、TVでも取り上がられていたそうです。しかし、そのすぐ近くには、今でも体育館や、市民会館で避難所暮らしをしている人達がいる。

避難所にいる人達と、仮設住宅にいる人達の人間関係に配慮をした行動をしていかないと。。。我々、ボラセンの内部スタッフは、GWが終わってから、人数が減った中での活動で難しい局面に遭遇することもありますが、この中でも真心を忘れずに、被災者の視点に心を寄せた行動をさせて頂きたい。そのような事を改めて思う一日でした。

2011/05/13

現地報告

下記の内容は、2011.05.12の現地報告です。

報告日:2011.05.12
報告者:西山正一
場 所:陸前高田市・大船渡市

本日、S氏のご厚意により陸前高田市・大船渡市にS氏の運転にて、M氏と共に参らせていただきました。
まず陸前高田市では、気仙町の高等学校跡、市の中心街であったと思われる「陸前高田市立病院」付近、さらには「県立陸前高田病院」そして千昌夫所有といわれるホテル、道の駅跡、高田の松原(3000本の松が現存1本)等を遙かに、それぞれただただ唖然と、圧倒された景色を見・・・。
そして大船渡市の市役所に参り、保健衛生課担当者と会い、支援物資受入可能かどうか、またニーズについて確認した。そうしたところ、既に物資は足りており、実際に仮設住宅に入居が始まっているが、岩手県では家電6点セットの他に食器等の生活必需品を支給するため、不要とのこと。その後立ち寄ったボラセンでは夏物のTシャツが今後必要になってくるとのこと。またボランティア依頼が多いのに対して、少なすぎる応募ボランティアの状況があった。
やはりボランティアの宿泊施設がないため、また岩手県の太平洋沿岸地域はテント設営が禁じられているため、実際に参加するボランティアは内陸部の隣接市町等からくる場合が多いとのこと。現在隣接地の陸前高田市の住田町基地が確保されているので、大船渡・陸前高田市で活動を目的とするボランティアを希望される場合は問い合わせると良いとの情報を得た。
続いて陸前高田市ボランティアセンターを訪問。S氏がGW中に来訪した際より棟数も増え、大きな立派な看板まであった。こちらでもやはりボランティアの数がGW中より減っているようである(もちろん4月よりは増加している)。ここの難点は車等自家用車がないと参加できないという問題点があり、公共交通機関で参加することは出来ないとのこと。
ここでのニーズは、人もさることながらボランティア用の食材(軽食類)が不足しているとのこと。
以上です。

2011/05/11

現地報告

現地報告
下記の内容は、2011.05.11の現地報告です。

報告日:2011.05.11
報告者:西山正一
場 所:気仙沼

こちらに到着して三日目の朝を迎えました。今日はやや体調が優れない状態です。風向きの関係で朝から、重油・腐食した魚類や生物・ヘドロ・磯の香がごちゃまぜになった香が町を覆ったような感じです。これは来た人でないと経験しえない、また理解できないものと思います。
奥原先生にお聞きすると、このなんとも言えない香の中で体調を崩す人が増え、特に喉や気管をやられている人が増えているとのことです。実は先生ご自身も喉の調子が悪く、声を出されるのも辛そうな状態です。そして、私自身も喉を痛めてしまいました。
こちらではボランティアに行かなくても、マスクは必須のようで、「『ボランティアの作業従事の際は防塵マスク、普段はサージカルマスクを二重にして歩かないと、いけないのだ』と先日まで教会で過ごされ、今は紫会館に移られた方がお医者さんに言われた」と言っておりました。
とりあえず、昨日から今朝にかけて感じたこと、そして現地情報を報告させていただきました。

2011/05/10

現地報告

下記の内容は、2011.05.10の現地報告です。

報告日:2011.05.10
報告者:西山正一
場 所:気仙沼

本日、S氏・M氏は気仙沼市災害ボランティアセンターを通じて終日活動。T氏はボラセン事務局御用。Nは義捐金礼状通知発送作業の後、月例祭参拝。そしてS氏・M氏が戻ってから玄海の湯へ。
一昨日・5月8日(日)は、S氏・M氏、そして泉尾教会青年会4名は地域より依頼されての御用に従事。T氏はボラセン事務局御用。